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ぎんねむ

 
大きな木の樹上に白い球状の花を無数につけるギンネム(別名:ギンゴウカン(銀合歓)、Leucaena leucocephala、マメ科ネムノキ亜科)は明治以降に沖縄に導入された。緑肥、薪炭、土壌流出防止に有用とされ、戦後米国によっても導入されたが、その旺盛な成長力と繁殖力により在来植物を駆逐し生育地を拡大している。空中窒素固定作用を有する根粒菌を共生していることや化学物質(ミモシン、mimosine)を放出し他の種類の植物の発芽・生育を阻害する(アレロパシー)ためである。家畜が葉や小枝を摂取し過ぎるとミモシンによる中毒症状を呈する。(hy)
 
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