De Berardis G.(Consorzio Mario Negri Sud,S. Maria Imbaro/Italy),ほか
JAMA 307(21)2286-2294/(2012.6.6)
集団ベースのコホートにおいて,aspirinの使用は胃腸または脳の大出血のリスク増加と有意に関連していたが,糖尿病患者ではこの関連性はみられなかった。
※編集部注:同誌同号p. 2318にSiller-Matulaの論説が掲載されています。
Prasugrelの活性代謝物への暴露と臨床転帰の関連性:TRITON‐TIMI 38サブスタディ
Riesmeyer J. S.(Eli Lilly and Company,Indianapolis/USA),ほか
J. Clin. Pharmacol. 52(6)789-797/(2012.6)
Prasugrel維持投与中の活性代謝物への高い暴露は出血リスクの増加に関連していた。
Shi J. G.(Incyte Corp.,Wilmington/USA),ほか
J. Clin. Pharmacol. 52(6)809-818/(2012.6)
Ketoconazoleおよびerythromycinとの併用投与により,ruxolitinibのAUCが増加し,rifampinとの併用によりAUCが低下した。
Malati C. Y.(NIH,Bethesda/USA),ほか
J. Clin. Pharmacol. 52(6)932-939/(2012.6)
P.ginsengの併用により,CYP3A基質であるmidazolamのAUCおよびCmaxが低下し,t1/2が短縮した。
QuercetinがCYP3A活性に及ぼす影響:中国の健常男性における無作為化クロスオーバー試験
Duan K.-M.(Third Xiangya Hosp. Central South Univ.,Changsha/China),ほか
J. Clin. Pharmacol. 52(6)940-946/(2012.6)
特に遺伝子型CYP3A5*1/*1およびCYP3A5*1/*3の保有者において,quercetinの併用によりCYP3A基質であるmidazolamのAUCが低下し,t1/2が短縮した。
New Insights:向精神薬(抗精神病薬,抗不安薬,催眠薬,鎮静薬,抗うつ薬)と転倒の用量反応関係;認知症の養護施設居住者における観察コホート研究
Sterke C. S.(Nursing Home Smeetsland,Rotterdam/Netherlands),ほか
J. Clin. Pharmacol. 52(6)947-955/(2012.6)