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いぬさふらん

 
秋の日差しが黒い土を照らすと地中から突然うす紫の蕾が出現、そのまま葉を出すことなく艶やかな花を開く。イヌサフラン(別名:アキズイセン(秋水仙)、Colchicum autumnale、ユリ科イヌサフラン属)はアルカロイドのコルヒチンを含有する。1937年Blakeslee およびAvery によりコルヒチンの植物染色体の倍加作用が発見された。コルヒチンで処理することにより植物の品種改良が人為的に可能となり、種々の改良品種が創りだされた。また、コルヒチンは通風治療薬として使われている。球根、葉、種等全草にコルヒチンを含み猛毒。(hy)
 
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