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さふらん

 
秋が深まり気温が下がってくると土の中からさふらんの蕾が顔を出し紫色の花が開く。花の中心から3本の濃紅色のメジベが長く伸びている。乾燥したメシベは独特な色(黄色)、香り、苦味により古来より食品、化粧品、薬品などに珍重されてきた。医薬品としては、日本薬局方にサフランとして収載されている。色素成分としてカロテノイド系のクロシン(crocin)、クロセチン(crocecin)、プロクロシン(procrocin)など、香気成分ではサフラナール(safranal)などが含有されている。(hy)
 
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