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こんにゃく

 
オデンにはコンニャクは欠かせない。単子葉サトイモ科コンニャク属ヤマコンニャクの栽培種たる植物である。ミズバショウと似た花をつけるというと可愛いらしいが、コンニャクの花は奇怪である。球茎は3-4年たつと径15センチほどになり、これも奇怪なイモである。秋に地上部が枯れるとすぐに次の年のための芽を吹いている。しかし、地上に芽が出るのは春も遅くなってからだ。このイモに含まれるのは多糖類グルコマンナンで、アルカリ性で安定なゲルとなり、食べるコンニャクとなる。コンニャクは20000tほど輸入されているが、関税が990%である。類縁のカラスビシャクの塊茎は半夏(ハンゲ)といい、漢方で生姜(ショウガ)と一緒に制吐に用いるという。(ks)
 
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