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あおき

 
日本固有の植物で雌雄異株。写真は雌花、子房下位で、右上は雄花。南は九州、北は東北南部に自生する。関東では4月に開花。花は雌雄とも通常四弁で、灰白色~紫色、大きさは5~8mm位。四季を通じて、葉と茎は緑。葉は和薬の原料として用いられ、一部の陀羅尼助の副原料として使用されるほか、和漢三才図会によると膏薬に混ぜて、皮膚の保護に使用されたという。長野県などでは、外用、健胃などの民間薬として知られる。命名したツンベルグ(リンネの弟子で、1775年東インド会社の医者として出島に来日。)の日本植物誌(1785年出版)に掲載され、欧米に紹介された。なお、中国植物中心の本草綱目には記載が無い。(mm)
 
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