European Medicines Agency,GlaxoSmithKline PLCのインフルエンザ(H1N1)ワクチンPandemrixの使用制限を勧告,ナルコレプシーとの関連を受けて
European Medicines Agency・CHMPは,20才未満の患者に対する本剤の使用は,季節性3価インフルエンザワクチンの入手が困難であり,H1N1に対する予防が依然として必要(例えば感染症を合併するリスクのある患者)である場合にのみ行うべきであると表示改訂を勧告した。
Hoover W. C.(Univ. Alabama at Birmingham,Birmingham/USA),ほか
Ann. Pharmacother.45(7/8)e38/(2011.7/8)
線維症関連肝疾患であることが,fluticasoneとfluconazoleの相互作用を増強した可能性がある。
Schenkat D. H.(Univ. Wisconsin,Madison/USA),ほか
Ann. Pharmacother.45(7/8)e41/(2011.7/8)
患者はverapamilを服用していたにもかかわらず,血管攣縮性狭心症を発症した。
Dipyridamoleに関連したショックおよび肺水腫:1症例(高令者)の初めての報告
Dioverti M.(Bridgeport Hosp. and Yale Univ. Sch. Med.,Bridgeport/USA),ほか
Ann. Pharmacother.45(7/8)e42/(2011.7/8)
Thioctic Acid(Tiodrix HR)誘発の急性胆汁うっ滞性肝炎:1症例の初めての報告
Ridruejo E.(Hosp. Universitario Austral,Pilar/Argentina),ほか
Ann. Pharmacother.45(7/8)e43/(2011.7/8)
Modification of Diet in Renal Disease(MDRD)式の使用に関連したDofetilideの用量算出エラー:QT間隔延長などが生じた2症例(高令者)の報告
Denetclaw T. H.(Marin General Hosp.,Greenbrae/USA),ほか
Ann. Pharmacother.45(7/8)e44/(2011.7/8)
MDRD式を用いて決定した推定糸球体濾過値(eGFR)から算出した用量は,推定クレアチニンクリアランス(eCrCl)から算出した用量よりも2倍高かった。