海外安全性情報速報
JAPIC Pharma Report 海外医薬情報（速報）

No.896　2013年8月29日発行

承認関連情報

今回，該当するニュース情報はございません。

安全性情報

分娩間近の抗うつ薬（選択的セロトニン再取り込み阻害薬，セロトニン－ノルエピネフリン再取り込み阻害薬，三環系抗うつ薬など）の使用と出産後出血リスクの上昇：米国内の低所得女性におけるコホート研究

Palmsten K.（Harvard Sch. Public Health，Boston／USA），ほか BMJ（7922）10／（2013．8．24／31） ※編集部注：同誌同号p.8にHeerdinkの論説が掲載されています。

妊娠中の経口Fluconazoleの使用と先天性欠損（ファロー四徴）のリスク上昇：デンマークのレジストリベースのコホートにおける研究

Molgaard－Nielsen D.（Statens Serum Institut，Copenhagen／Denmark），ほか N. Engl. J. Med. 369（9）830－839／（2013．8．29）

Voclosporinに及ぼす食事の影響，経口単回用量漸増薬物動態および薬力学：健常者における無作為化試験

Mayo P. R.（Isotechnika Pharma，Inc.，Edmonton／Canada），ほか J. Clin. Pharmacol. 53（8）819－826／（2013．8） 低脂肪食および高脂肪食との併用により，voclosporinのCmaxは各々29％および53％，AUCinfは各々15％および25％低下し，特に高脂肪食による影響がより顕著であった。

Rilpivirine（EDURANT）の薬物動態に及ぼす様々な種類の食事と食品の影響：Phase I無作為化クロスオーバー試験

Crauwels H. M.（Janssen Infectious Diseases BVBA，Beerse／Belgium），ほか J. Clin. Pharmacol. 53（8）834－840／（2013．8） 標準的な朝食に比べ，絶食状態もしくは高タンパク栄養ドリンクのみによる朝食でのrilpivirine投与により，本剤の経口バイオアベイラビリティが低下した。