EUROMAX Investigators:Steg P.G.(Assistance Publique–Hopitaux de Paris,Paris/France),ほか
N. Engl. J. Med. 369(23)2207-2217/(2013.12.5)
Bivalirudin群では,対照群(未分画heparinまたはenoxaparin,任意で糖蛋白IIb/IIIa阻害薬を使用)と比較して,急性ステント血栓症が増加した。
※編集部注:同誌同号p.2263にMehtaの論説が掲載されています。
Mosholder A. D.(FDA,Silver Spring/USA),ほか
Ann. Pharmacother. 47(11)1420-1428/(2013.11)
Warfarin とtrimethoprim–sulfamethoxazoleとの併用で出血(胃腸出血,頭蓋内出血,鼻出血,血尿)のリスクが増加した。
Tseng A.(Toronto General Hosp.,Toronto/Canada),ほか
Ann. Pharmacother. 47(11)1429-1439/(2013.11)
高齢(50歳以上)患者では,非ARV剤(特に循環器官用薬)の処方数が多くなるため,若年(50歳未満)患者よりも薬物相互作用のリスクが高くなった。
Hellwig T.(South Dakota State Univ.,Sioux Falls/USA),ほか
Ann. Pharmacother. 47(11)1478-1487/(2013.11)
これらの薬剤はP糖タンパクを介在した吸収・排泄やCYPによる代謝の影響を受けるため,それらの機能に関連する薬剤には留意し,抗血小板剤やNSAIDsとの併用は避けるべきである。
Shamroe C. L.(Louisiana State Univ. Health,Shreveport/USA),ほか
Ann. Pharmacother. 47(11)1540-1546/(2013.11)
Ponatinibによる重度の中毒として骨髄抑制,肝毒性,膵炎および動脈血栓症などが認められた。