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海外安全性情報速報
JAPIC Pharma Report 海外医薬情報(速報)

No.914 2014年1月9日発行

承認関連情報


今回該当する記事はございませんでした。


安全性情報


耐糖能障害患者の糖尿病リスク上昇における利尿剤,β遮断剤およびStatinsの役割:NAVIGATOR試験データの再解析
NAVIGATOR Investigators:Shen L.(Duke Clinical Res. Inst.,Durham/USA),ほか
BMJ(7939)14/(2014.1.4)
利尿剤およびstatinsは新規の糖尿病発症リスクを上昇させた。

小児の集中治療における高血糖管理:無作為化試験(CHiP試験)
CHiP Investigators:Macrae D.(Royal Brompton and Harefield NHS Foundation Trust,London/UK),ほか
N. Engl. J. Med. 370(2)107-118/(2014.1.9)
Insulin投与において,厳格な管理では,従来の管理よりも低血糖が頻発したにもかかわらず,有意な有効性は認められなかった。
※編集部注:同誌同号p.168にAgusの論説が掲載されています。

妊娠および授乳中のMethylphenidateの使用:システマティックレビュー
Bolea-Alamanac B.M.(Univ. Bristol,Bristol/UK),ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 77(1)96-101/(2014.1)
いずれの症例も催奇形性薬剤(phenytoin)などを併用しており,妊娠中のmethylphenidateの使用による早産児,出生時仮死,奇形,成長遅延などの報告があった。

小児肝移植患者におけるTacrolimusの母集団薬物動態学的/薬理遺伝学的解析:レトロスペクティブ解析
Abdel Jalil M.H.(Queen's Univ. Belfast,Belfast/UK),ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 77(1)130-140/(2014.1)
Tacrolimusのみかけのクリアランスは,移植後の日数およびCYP3A5遺伝子型(野生型保有者では変異対立遺伝子ホモ接合体保有者の1.53倍)に影響を受けた。

健常志願者においてClarithromycin(Klacid Pro)は定常状態のBosentan(Tracleer)曝露を大きく増加させる(AUC:3.7倍,Cmax:3.8倍):オープンラベル試験
Markert C.(Univ. Heidelberg,Heidelberg/Germany),ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 77(1)141-148/(2014.1)

日本人と白人の健常被験者での満腹時と絶食時におけるQTc間隔に及ぼす経口Moxifloxacinの影響を評価するThorough QT試験:オープンラベルクロスオーバー試験
Taubel J.(Richmond Pharmacology Ltd.,London/UK),ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 77(1)170-179/(2014.1)
食事によりmoxifloxacinの吸収が遅延し,本剤によるQTC間隔延長作用が低下した。

台湾人における経口抗真菌剤(Ketoconazole,Fluconazoleなど)誘発性肝障害のリスク:健康保険データベースを用いた集団研究(高齢者を含む)
Kao W.Y.(Taipei Veterans General Hosp.,Taipei/Taiwan),ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 77(1)180-189/(2014.1)

一般集団におけるβ-アドレナリン受容体遮断剤と肺機能:Rotterdam Study;高齢者を含む集団ベースレトロスペクティブコホート研究
Loth D.W.(Erasmus Med. Cen.,Rotterdam/Netherlands),ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 77(1)190-200/(2014.1)
心選択的β-アドレナリン受容体遮断剤・非心選択的β-アドレナリン受容体遮断剤ともに有意なFEV1およびFVCの低下を,非心選択的β-アドレナリン受容体遮断剤のみでFEV1:FVCの低下を認めた。

 

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