海外安全性情報速報
JAPIC Pharma Report 海外医薬情報（速報）

No.924　2014年3月20日発行

承認関連情報

今回該当する記事はございませんでした。

安全性情報

心房細動患者における新しい経口抗凝固剤とWarfarinの有効性および安全性の比較：無作為化試験のメタアナリシス

Ruff C. T.（Brigham and Women's Hosp. and Harvard Med. Sch.，Boston／USA），ほか Lancet（9921）955－962／（2014．3．15） 新しい経口抗凝固剤（dabigatran，rivaroxaban，apixaban，edoxaban）は胃腸出血の増加と関連していた。 ※編集部注：同誌同号p. 931にLarsenらの論評が掲載されています。

Acetaminophen投与による血漿Phenylephrine濃度上昇：無作為化オープンラベルクロスオーバー試験

Atkinson H. C.（AFT Pharms.，Takapuna／New Zealand），ほか N. Engl. J. Med. 370（12）1171－1172／（2014．3．20）

入院患者におけるDabigatran使用とリスクの評価：横断研究

Sidman E.（Upstate Univ. Hosp.，Syracuse／USA），ほか Ann. Pharmacother. 48（3）349－353／（2014．3） 入院患者ではdabigatranのPhase III試験での患者に比べ，薬物相互作用（特にプロトンポンプ阻害剤との相互作用）の頻度が高かった。

Poison Control Centersに報告されたDabigatran曝露の評価：レトロスペクティブレビュー

Conway S.E.（Univ.Oklahoma Coll. Pharmacy，Oklahoma City／USA），ほか Ann. Pharmacother. 48（3）354－360／（2014．3） Dabigatran曝露によると考えられる事象として，出血イベントと凝血異常が最も多かった。

再発性静脈血栓症に対するWarfarinまたは低分子量Heparin（Dalteparin）に代わる抗凝固剤としてのFondaparinux：2症例の報告

Thachil J.（Central Manchester Univ. Hosps. NHS Foundation Trust，Manchester／UK） Ann. Pharmacother. 48（3）420－424／（2014．3） Warfarinまたは低分子量heparinにより再発性静脈血栓症が起こった。

Pamabrom（Panadol Menstrualの1成分）による多型紅斑の既往を有する患者におけるDimenhydrinate（Dramamine）に伴う同様の反応：1症例の報告

Tan D.S.（Khoo Teck Puat Hosp.，／Singapore），ほか Ann. Pharmacother. 48（3）425－428／（2014．3）