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海外安全性情報速報
JAPIC Pharma Report 海外医薬情報(速報)

No.947 2014年9月5日発行

承認関連情報


OncoMed Pharmaceuticals Inc. HP/Press Releases - Archive(2014.8.28)PDF
米FDA,OncoMed Pharmaceuticals Inc.の抗癌剤VantictumabのPhase I試験の一部差し止めを解除
(2014.8.28 RTR・共同,レッドウッドシティー(米カリフォルニア州) DJ・共同)
骨に関連する有害事象が認められたことを受け,Phase I試験を一部差し止めていた。改定実施計画書の承認を待ち数週間内に被験者の新規募集が再開される予定であることなど。


安全性情報


Bisphosphonate(Risedronate,Alendronateなど)の使用中および使用後における非定型大腿骨骨折のリスク:既報告に関連した報告
Schilcher J.(Linkoping Univ.,Linkoping/Sweden),ほか
N. Engl. J. Med. 371(10)974-976/(2014.9.4)

英国におけるParacetamol中毒管理ガイドラインの改訂が入院,有害反応および治療コストに及ぼした影響:3557例(高齢者を含む)におけるプロスペクティブな検討
Bateman D.N.(NPIS Edinburgh & Royal Infirm. Edinburgh,Edinburgh/UK),ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 78(3)610-618/(2014.9)
解毒剤であるacetylcysteineを時間をかけて(15分→60分)投与することによる有害反応発現率の低下は認められなかった。

甲状腺機能亢進症患者における抗甲状腺薬関連肝毒性:集団ベースのレトロスペクティブコホート研究(高齢者を含む)
Wang M.(National Defense Med. Cen.,Taipei/Taiwan),ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 78(3)619-629/(2014.9)
抗甲状腺薬による肝毒性で最も多かったのは肝炎であり,methimazole/carbimazoleによる肝炎リスクの上昇は用量依存的かつpropylthiouracilよりも高かった。

SulfonylureasとFibratesおよびStatinsとの薬物相互作用の可能性に関する薬剤疫学的およびIn Vitroでの評価:ネステッドケースコントロール研究
Schelleman H.(Perelman Sch. Med. Univ. Pennsylvania,Philadelphia/USA),ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 78(3)639-648/(2014.9)
Glyburide使用患者がfenofibrateまたはgemfibrozilを開始すると重篤な低血糖症リスクが上昇した。

Statin治療中のクレアチンホスホキナーゼ濃度上昇または横紋筋融解症リスクの予測因子と転帰:コホート研究(高齢者を含む)
van Staa T.P.(London Sch. Hygiene & Tropical Med.,London/UK),ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 78(3)649-659/(2014.9)
クレアチンホスホキナーゼ濃度上昇および横紋筋融解症のリスクが高かったのは,statinの1日用量が多い患者,CYP3A4と相互作用する薬剤を併用している患者,rosuvastatinを使用している患者などであった。

 

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