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海外安全性情報速報
JAPIC Pharma Report 海外医薬情報(速報)
No.953 2014年10月16日発行
承認関連情報
European Medicines Agency/News and press release archive(2014.10.10)
European Medicines Agency・PRAC,Valproate(Valproic Acid)含有医薬品の女性における使用制限強化を勧告
European Medicines Agency/News and press release archive(2014.10.10)
European Medicines Agency・PRAC,Testosterone含有医薬品による心血管系リスク上昇を認めず
European Medicines Agency/News and press release archive(2014.10.10)
European Medicines Agency・PRAC,Iclusig(Ponatinib)による血塊や動脈/静脈閉塞のリスクを最小限にするためのさらなる措置を勧告
安全性情報
救急病院を退院し居住型高齢者介護施設に送られた高齢患者における不適切な可能性がある薬剤の処方(PIM):プロスペクティブコホート研究
Poudel A.(Univ. Queensland,Brisbane/Australia),ほか
Ann. Pharmacother. 48(11)1425-1433/(2014.11)
少なくとも1つのPIMが,54.4%の入院時の患者に,また49.5%の退院時の患者に特定され,中枢神経系,心血管系など薬剤の処方頻度が高かった。
外傷性脳損傷後の外傷性発作の予防のためのPhenytoinまたはLevetiracetamによる治療を受けている患者におけるGlasgow Outcome Scale–Extendedスコアの長期比較:プロスペクティブコホート解析
Gabriel W.M.(Univ. Tennessee Med. Cen. Knoxville/USA),ほか
Ann. Pharmacother. 48(11)1440-1444/(2014.11)
Phenytoin投与患者において,入院中の発熱が高い発症頻度を示した。
抗リン脂質抗体症候群(APS)でループス抗凝固因子(LA)を有する患者におけるWarfarinのモニタリング:文献検索に基づくレビュー
Crowl A.(Univ. Kansas Sch. Pharmacy,Wichita/USA),ほか
Ann. Pharmacother. 48(11)1479-1483/(2014.11)
APS患者では,INR値が上昇するおそれがあるため,warfarinの用量を決定するためのINRのモニタリングは安全ではない可能性がある。
古典的な三叉神経痛による疼痛強度および発作における5% Lidocaineプラスター剤の効果:2症例(高齢者)の報告
Tamburin S.(Univ. Verona,Verona/Italy),ほか
Ann. Pharmacother. 48(11)1521-1524/(2014.11)
従来の薬剤(carbamazepine,phenytoin,gabapentin)による三叉神経痛の治療は効果がなく,副作用(浮動性めまい,錯乱)が起こった。
Tacrolimus中毒性誘発性急性腎不全からのCorticosteroidとPhenytoinによる急速な回復:1症例(小児)の報告
Bax K.(Univ. Western Ontario,London/Canada),ほか
Ann. Pharmacother. 48(11)1525-1528/(2014.11)
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