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海外安全性情報速報
JAPIC Pharma Report 海外医薬情報(速報)

No.961 2014年12月11日発行

承認関連情報


European Medicines Agency/News and press release archive(2014.12.5)PDF
一部のEU加盟国,GVK Biosciencesの試験に基づいて承認された医薬品の製造承認を差し止め
(2014.12.5 共同)
インドHyderabadのGVK Biosciencesの施設におけるGCPコンプライアンス違反のため。差し止めはEMAによるレビュー終了までの予防的措置であり,2015年1月にEMAが勧告を発表する予定であることなど。

BfArM/Pressemitteilungen(2014.12.9)
独BfArM,GVK Biosciencesの試験に基づいて承認された医薬品の製造承認を差し止め
(2014.12.5 フランクフルト/ロンドン RTR・共同,2014.12.9 フランクフルト RTR・共同)
製薬会社に対して新たな試験データを提出するまで流通を停止するよう求めたこと,対象医薬品のリストを公表したことなど。


安全性情報


Capecitabineまたは5-Fluorouracilで治療されている患者におけるグレード3および4の下痢の発生率と相対リスク:公表されている試験のメタアナリシス
Iacovelli R.(Istituto Nazionale Tumori,Milan/Italy),ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 78(6)1228-1237/(2014.12)
Capecitabineによる重度の下痢リスクは5-fluorouracilよりも高く,特に結腸直腸癌患者においてirinotecanと併用した場合に高かった。

薬剤抵抗性てんかんにおけるRufinamide曝露と中枢神経系有害事象のリスク(傾眠,浮動性めまい,疲労,頭痛):無作為化比較試験のメタアナリシス
Alsaad A.M.S.(Hosp. Sick Children and Univ. Toronto,Toronto/Canada),ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 78(6)1264-1271/(2014.12)

妊娠中および分娩時の母体および胎児におけるZidovudineの薬物動態:分娩時の注入用量は高すぎる?;HIV感染の妊婦および妊娠していない女性での検討
Fauchet F.(Universite Paris Descartes,Paris/France),ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 78(6)1387-1396/(2014.12)
現在推奨されているレジメンでは,分娩時の母体への注入後に胎児のうちの51%において曝露量が毒性リスクの閾値を上回っていた。

健常被験者におけるDeferiproneの母集団薬物動態:モデル構築によるシミュレーション
Bellanti F.(Leiden Academic Cen. Drug Res.,Leiden/Netherlands),ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 78(6)1397-1406/(2014.12)
クレアチニンクリアランス低値の患者ではdeferiproneの用量調節が必要であることが示された。

健常志願者においてVerapamilはMetforminの血糖低下作用を減弱する:薬物動態/薬力学的相互作用に関する検討
Cho S.K.(Yonsei Univ. Coll. Med.,Seoul/Korea),ほか
Br. J. Clin. Pharmacol. 78(6)1426-1432/(2014.12)

 

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