LYM-3002 Investigators:Robak T.(Copernicus Memorial Hosp.,Lodz/Poland),ほか
N. Engl. J. Med. 372(10)944-953/(2015.3.5)
VR-CAP療法(bortezomib,rituximab,cyclophosphamide,doxorubicin,prednisone)はR-CHOP療法(rituximab,cyclophosphamide,doxorubicin,vincristine,prednisone)に比べ,血液毒性(好中球減少症および血小板減少症)の割合が高かった。
Armbruster H.L.(Johns Hopkins Hosp.,Baltimore/USA),ほか
Ann. Pharmacother. 49(3)278-284/(2015.3)
Dabigatran投与群と比較すると,warfarin投与群では軽度の出血の発症率が有意に高かった。
非定型抗精神病薬
Health Product InfoWatch(February 2015/4pp)
肝不全の潜在的リスクについて安全性のレビューが行われた。推奨通りの使用においては,quetiapineの全般的なベネフィットは引き続きリスクを上回ること,本リスクについてSeroquelの処方情報に追加されることなどについて記載。
Prolia (denosumab)
Health Product InfoWatch(February 2015/4pp)
癌リスクの可能性について安全性のレビューが行われたが,関連を示唆するエビデンスが不十分であると判断された。モニタリングが継続されることなどについて記載。
血管内皮細胞増殖因子(VEGF)受容体阻害剤
Health Product InfoWatch(February 2015/4pp)
VEGF受容体阻害剤の使用に関連した血栓性微小血管症(TMA)のリスクについて安全性のレビューが行われた。特定のVEGF受容体阻害剤(sunitinibおよびpazopanib)においてTMAは認められるが,全VEGF受容体阻害剤の処方情報を改訂するには情報が不十分である。モニタリングが継続されることなどについて記載。