海外安全性情報速報
JAPIC Pharma Report 海外医薬情報（速報）

No.994　2015年8月13日発行

承認関連情報

今回該当する記事はございませんでした。

安全性情報

新しく考案されたHydromorphoneの即放錠および親水性マトリックス徐放錠のOpioid拮抗薬非併用での日本人健常被験者における安全性，忍容性，薬物動態：単回投与非盲検試験

Toyama K.（Daiichi Sankyo Co.,Ltd，Tokyo／Japan），ほか J. Clin. Pharmacol. 55（9）975－984／（2015．9） Hydromorphoneの即放錠および親水性マトリックス徐放錠は共に摂食時のAUC 0-inf ，Cmaxが増加した。

新規メラトニン受容体デュアルアゴニストTasimelteon（Hetlioz）の薬物相互作用に関する臨床的評価

Ogilvie B. W.（XenoTech, LLC，Lenexa／USA），ほか J. Clin. Pharmacol. 55（9）1004－1011／（2015．9） Tasimelteonの曝露は喫煙により約40％減少し，rifampinの前治療により約89％減少した。tasimelteonのAUCはfluvoxamineとの併用により約6.5倍増加し，ketoconazoleとの併用により約54％増加した。

Cabozantinibの薬物動態学的相互作用試験：CYP3A誘導剤RifampinとCYP3A阻害剤KetoconazoleのCabozantinib血漿中薬物動態への影響，およびCabozantinibのCYP2C8プローブ基質Rosiglitazone血漿中薬物動態への影響

Nguyen L.（Exelixis, Inc.，So. San Francisco／USA），ほか J. Clin. Pharmacol. 55（9）1012－1023／（2015．9） Cabozantinibを投与する際，強力なCYP3Aの誘導剤および阻害剤の長期的な使用は避けるべきである。