European Medicines Agency,多発性硬化症治療薬Tecfidera(Dimethyl Fumarate)の使用患者における進行性多巣性白質脳症(PML)のリスク最小化のための勧告を更新
Tecfideraで治療を受けた患者において3例がPMLを発症しており,本リスクについてのレビューは2014年11月に開始されていたことなど。
European Medicines Agency・CHMP,以下の医薬品などについて承認を勧告,2015年10月会合にて
・talimogene laherparepvec(Imlygic):Amgen Europe B.V.;成人のメラノーマ。
・secukinumab(Cosentyx):Novartis Europharm Ltd;疾患修飾抗リウマチ薬による前治療が不適切な成人における活動性乾癬性関節炎に対する単剤療法またはmethotrexateとの併用療法,既存療法が不適切な成人の活動性強直性脊椎炎(適応拡大)。
・ambrisentan(Volibris):Glaxo Group Ltd;WHO機能分類クラスⅡまたはⅢの成人の肺動脈性肺高血圧症に対する併用療法(適応拡大)。
the SPLIT Investigators and the ANZICS CTG:Young P.(Medical Research Institute of New Zealand,Wellington/New Zealand),ほか
JAMA 314(16)1701-1710/(2015.10.27)
生食液は,最もよく静注投与される輸液であるが,その使用は急性腎障害および死亡率上昇と関連している可能性がある。ICUでの緩衝晶質液の輸液療法は,生食液に比べて急性腎障害のリスクを低下させなかった。
スポロトリクム症様のマイコバクテリア感染:Infliximab療法中の1症例の報告
So J. K.(Sharp Rees-Stealy,La Mesa/USA),ほか
N. Engl. J. Med. 373(18)1761/(2015.10.29)