Virchow J. C.(University of Rostock,Rostock/Germany),ほか
JAMA 315(16)1715-1725/(2016.4.26)
吸入corticosteroidおよびsalbutamolのアドオン療法としてのチリダニ類アレルゲン免疫療法用舌下錠投与に関連した最も頻度の高い有害事象は,口腔そう痒症,口腔浮腫,咽喉刺激感であった。
El-Lakkany N. M.(Theodor Bilharz Research Institute,Imbaba/Egypt),ほか
Eur. J. Clin. Pharmacol. 72(5)573-582/(2016.5)
肝機能低下の患者において,paracetamolのクリアランスが低下し,caffeine誘発の吸収促進およびt1/2延長がより顕著であった。
薬物有害反応としてのビタミンD欠乏?:オランダの高齢外来患者における横断解析
van Orten-Luiten A. C. B.(Wageningen University,Wageningen/Netherlands),ほか
Eur. J. Clin. Pharmacol. 72(5)605-614/(2016.5)
高齢外来患者におけるビタミンD欠乏のリスク因子として医薬品(metformin,sulphonamides and urea derivatives(SUDs),ビタミンK拮抗剤,強心配糖体,ループ利尿剤,カリウム保持性利尿剤,ACE阻害剤およびセロトニン再取り込み阻害剤)の使用を考慮すべきである。