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海外安全性情報速報
JAPIC Pharma Report 海外医薬情報(速報)

No.1161 2018年12月6日発行

承認関連情報


今回該当する記事はありませんでした。


安全性情報


てんかん小児における静注Levetiracetamの薬物動態および薬力学的評価
Pharmacokinetic and Pharmacodynamic Evaluation of Intravenous Levetiracetam in Children With Epilepsy
Min-Jee Kim(University of Ulsan College of Medicine,Seoul/Korea),ほか
J. Clin. Pharmacol. 58(12)1586-1596/(2018.12)
副作用として易刺激性および傾眠が認められた。

Review article:lamotrigineと血球貪食性リンパ組織球症(HLH)に関する国際的な報告
Health Product InfoWatch(November 2018/7pp)
1994年12月~2017年9月,他の規制機関および科学文献から,小児および成人においてlamotrigineの使用と関連するHLHの確定例または疑い例が世界で8例特定された。2018年6月30日時点で,カナダ人の症例は特定されなかった。全ての国際的な症例は,重篤で入院を要する症例であったことが判明した。1例は死亡に至った。lamotrigine誘発性のHLHは,症状発現の遅延(約1~4週間)を伴う重度の副作用と考えられる。これまでに特定された症例数は少ないが,医療専門家はこの潜在的リスクを認識すべきである。これに基づき,Lamictal(lamotrigine)のカナダ製品モノグラフに関して,HLHのリスクを含めるために,警告および使用上の注意,副作用(市販後医薬品副作用),消費者情報のsectionsが改訂された。HLHの徴候および症状を発現した患者については,直ちに評価を行い,HLHの診断を考慮すべきである。別の病因を立証できる場合を除き,lamotrigineによる治療を中止すべきであることなどについて記載。

製品モノグラフの更新:Rifadin(rifampin[rifampicin])
Health Product InfoWatch(November 2018/7pp)
Rifadinのカナダ製品モノグラフの使用上の注意,薬物相互作用,市販後副作用および患者投薬情報のsectionsに,ビタミンK依存性凝血異常のリスクが含められた。重度の凝固障害につながるおそれがあるため,ビタミンK依存性凝血異常を引き起こす抗生物質(cefazolinやN-methyl-thiotetrazole側鎖を有するその他のcephalosporinsなど)との併用は避けるべきであることなどについて記載。

 

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