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海外安全性情報速報
JAPIC Pharma Report 海外医薬情報(速報)

No.1180 2019年4月25日発行

安全性情報


芽球性形質細胞様樹状細胞性腫瘍におけるTagraxofusp:非盲検マルチコホート研究
Tagraxofusp in Blastic Plasmacytoid Dendritic-Cell Neoplasm
Naveen Pemmaraju(The University of Texas M.D. Anderson Cancer Center,Houston/USA),ほか
N. Engl. J. Med. 380(17)1628-1637/(2019.4.25)
毛細血管漏出症候群,肝機能障害,血小板減少症などが認められた。

Hydroxychloroquineに関連した標的黄斑症:1症例の報告
Bull’s-Eye Maculopathy Associated with Hydroxychloroquine
Yasha S. Modi(Cole Eye Institute,Cleveland/USA),ほか
N. Engl. J. Med. 380(17)1656/(2019.4.25)

Hydroxychloroquine網膜毒性:1症例の報告
Hydroxychloroquine Retinal Toxicity
Cinthia Proano(Watts Eye Associates,Newburyport/USA),ほか
N. Engl. J. Med. 380(17)e27/(2019.4.25)

ステロイド5αリダクターゼ阻害薬(Dutasterideなど)を使用している男性における2型糖尿病の発生率:集団ベースのコホート研究
Incidence of type 2 diabetes mellitus in men receiving steroid 5α-reductase inhibitors: population based cohort study(doi:10.1136/bmj.l1204)
Li Wei(University College London,London/UK),ほか
BMJ(8196)l1204/(2019.4.20)

抗てんかん薬(Phenytoin,Carbamazepine)誘発の皮膚副作用(蕁麻疹,紅斑など)を発現したインド人患者におけるHLA-B*5701およびHLA-B*5801:1症例の報告
HLA-B*5701 and HLA-B*5801 in an Indian patient with anti-epileptics induced cutaneous adverse drug reactions
Aarthi Manoharan(Sri Balaji Vidyapeeth,Puducherry/India),ほか
Eur. J. Clin. Pharmacol. 75(4)599-601/(2019.4)

Medicines Safety Update(2019.4.12)
fluoroquinolone系抗生物質と大動脈瘤/解離のリスク:豪TGAは,稀だが重篤な有害事象であるfluoroquinolone系抗生物質に関連した大動脈瘤/解離について調査している。TGAの調査は,米FDAにより発表されたDrug Safety Communication,およびEMAのファーマコビジランスリスク評価委員会によるこのリスクに関する警告を追加した各地の製品情報の更新について示した勧告に続くものである。オーストラリアで販売されているfluoroquinolone系抗生物質には,ciprofloxacin,norfloxacin,moxifloxacinが含まれる。TGAは国際的なカウンターパートらと連携を取っており,オーストラリアでどのような規制措置を講じるべきかを判断するために調査していく。TGAは,fluoroquinolone系に関連した大動脈瘤や解離/破裂についてのオーストラリア人の有害報告を受領していない。しかし,TGAは引き続き状況を厳密に監視していくことなどについて記載。

 

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