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「重篤副作用疾患別対応マニュアル」(第1集)好評発売中

JAPICでは(社)日本病院薬剤師会の協力のもと「重篤副作用疾患別対応マニュアル」第1集を7月25日に発刊いたしました。
本マニュアルは厚生労働省の重篤副作用疾患総合対策事業として、平成17年度から4年間の計画で作成されるもので、「従来の安全対策は、医薬品に注目し、医薬品ごとに発生した副作用を収集・評価して注意を喚起する警報発信型が中心であるが、①副作用は、臨床医の専門分野とは異なる臓器にも発生しうること、②重篤な副作用の発生頻度は一般に低く、個々の臨床医によっては副作用に遭遇する機会が少ない場合がありうること、等から場合によっては発見が遅れ、重篤化することもある。本事業は、従来の安全対策に加え、個々の医薬品に着目した副作用対策から、医薬品の使用により発生する副作用疾患に着目した副作用対策の整備を行い、さらに副作用発生機序解明研究等を推進することにより、事後対応ではなく、予測・予防的な安全対策への転換を目的とする。」ということが謳われています。
この目的のもと、重篤副作用総合対策検討会(事務局:安全対策課)が設置され、関係学会との連携の上、対象副作用の選定、マニュアル案の検討が行なわれています。また、各関係学会・(社)日本病院薬剤師会では、マニュアル作成委員会が設置され、マニュアル原案の作成が行なわれています。
その結果として、昨年11月末には9マニュアルが公開済みで、更に本年6月には10マニュアルが公開されました。これらは厚生労働省、医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載され、また諸学会等で普及活動も行なわれているのは皆様ご存知の事と思います。JAPICでは公益事業活動の観点から、本マニュアルを逐次纏めて冊子として提供することにより医療専門家、患者さんの副作用の早期発見、早期対応の一助になるのではないかと考え、纏めて第1集として出版いたしました。今後もマニュアルが公表される度に纏めて出版する予定です。
本書が広く医師、薬剤師、看護師を始めとする医療関係者、患者の皆様のお役に立つことを願っています。また医療に関係する機関の職員・社員の研修目的にも使用できるのではないかと思います。

■第1集の内容
  ・スティーブンス・ジョンソン症候群 
  ・中毒性表皮壊死症
  ・薬剤性過敏症症候群
  ・横紋筋融解症
  ・白質脳症 
  ・薬剤性パーキンソニズム 
  ・偽アルドステロン症 
  ・非ステロイド性抗炎症薬による喘息発作
  ・間質性肺炎
  ・急性肺損傷・急性呼吸窮迫症候群
  ・再生不良性貧血 
  ・出血傾向
  ・薬剤性貧血
  ・無顆粒球症
  ・血小板減少症
  ・血栓症
  ・播種性血管内凝固
  ・間質性腎炎
  ・急性腎不全

■価格
B5判 約400ページ
1,680円(税・送料込)  (7月25日発刊) JAPIC会員の方は、定価の1割引(1,512円)でご購入いただけます。

■購入方法
購入お申込みフォームからお申込みください。 ※購入お申込みフォームには定価1,680円と記載されておりますが、JAPIC会員の方は会員価格1,512円でご購入いただけます。

■問合せ先
(財)日本医薬情報センター 業務・渉外担当
TEL:0120-181-276