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うまのすずくさ

 
花はラッパのような特異な形をしている。花期は7月から9月、秋には実がつく。葉、実、根ともに有毒であり、有毒成分はアリストロキア酸 (Aristolochic acids)であり、腎障害を惹起する。発ガン性もある。本薬草を含有する生薬やハーブを長期に亘り使用し腎障害を発症した症例が世界各国で発生、日本では本草を含有する生薬の混入や誤使用がないように注意情報が発せられている。話はかわるが、本草はジャコウアゲハ(蝶)の食草であり、幼虫はこの葉を摂食し、有毒成分を体内に蓄積、それにより鳥などから身を守るという(京都大学(農)西田律夫ら)。(hy)
 
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