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てんなんしょう

 
アニマル模様(蛇模様)の茎。なんとも変な植物である。コンニャクイモと同じくサトイモ科。天南星。花も奇妙奇天烈で、マムシの頭を想いおこさせる。 しかし、その実となると奇妙から変身して賞賛すべき果実となる。 秋になって紅葉の始まる前後に、山の林間の日陰に一際目立つ存在が、てんなんしょうの実である。近縁種があるが、葉の形は異なるようだし、花の色や姿もことなるようだが、実を見ただけでは区別できない。サポニンは毒成分だろうが、実とか種を調べたらもっと面白いものが含まれているかもしれない。ムサシアブミも同じような実をつける。(ks)<br />
 
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