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とりかぶと

 
キンポウゲ科で野生するのはヤマトリカブト、オクトリカブトなど。奥山ばかりでなく近郊の山地でもめぐり会える。初夏から秋にかけて、青紫から、紫、うす紫の花をつける。粋な花色である。花屋に出まわることもあるハナトリカブトは花が多すぎ、かわいらしさがない。 トリカブトの根は烏頭(母根)、附子(子根)とよばれ、有毒アルカロイドをふくむが、毒性の弱い成分が主な種類もある。同じトリカブトでも、採集場所がちょっと離れただけでも成分がガラット違うことがある。漢方に含まれるトリカブトは弱毒化してある。葉にも幾分アルカロイドが含まれ、葉がよもぎ(蓬)と似ているので要注意。デルフィニウムにも類似のアルカロイドが入っている。(ks)
 
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