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ひがんばな
彼岸花。曼珠沙華という。秋の彼岸のころにスーッツと茎を伸ばし赤い花をつける。このとき葉はひとつもない。根(鱗茎)は有毒アルカロイドをふくむ。 その中に、自分以外の植物の成長を強く抑える物質があり、そのために、他の植物に優先して場所を占めることができるのだろう。新幹線の車窓からも楽しめるが、皇居の堀端の群生はみごとである。近縁の園芸品種も数多いが、野性味においてひがんばなが一番である。(ks)
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