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おうれん

 
その根茎を黄連解毒湯などに使うオウレンの花は人知れず、早春に杉林の林床などにひっそりと咲く。日本ではキクバオウレンと葉の切れ込みの多いセリバオウレンとが知られ、ベルベリン型アルカロイドが有効成分として知られるが、漢方の本家の中国では同属の別種が知られ、アルカロイドの組成が僅かに異なるが、局方ではこれらを一括してオウレンの基原として認めている。この写真は葉が見えないが、セリバオウレンである。(ky)
 
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